鑑賞した日付:2019年9月11日
「運は数学にまかせなさい」 作者:ジェフリー・S・ローゼンタール★★
総合点:39点/100点
生活の中にある驚くべき数字のマジックや確率の話…だと思って読んだけれど、
まあ、確かにそういう事も書かれているけれど全体的に数学や統計学、確率の小話を冗長に書いてある様な内容でそれほど面白く無かった。
これは僕自身が作家として戒めなければならないことだと常々感じていたことなのだけれど、思ったことや書きたいことを本当にそのまま書いていくと、こういう冗長な文章になってしまうという、反面教師みたいにも思えた。
海外の学者によるウィットに富んだ論文とか自己啓発系の本とかにこういうの多いな…。
日常の事象に潜む数字、確率の盲点、おもしろ小話を、欧米人特有のシニカルでユーモアあふれる言い回しで書いている様な本。この本を読んで得られるモノが、無いとは言はないがあまり無いと言えよう。
全編が「閑話休題!」と言いたくなるような話w。
しかも無駄に長い。
例えば、有名な「モンティホール問題」の事について、その説明のためだけに7ページも費やしている。モンティホール問題の事について知っている人間にとって、この7ページはイラナイでしょ? 書くのだったら、この著者独自の別の見解や視点を展開して書かなければ意味がないと思う。でもその部分は無い。
そもそも、こんな本を読もうと思う様な人間はモンティホール問題のことくらい知っているだろうし。
この本はそんなんが多い。
海外の学者によるウィットに富んだ論文とか自己啓発系の本とかにこういうの多いな…。
日常の事象に潜む数字、確率の盲点、おもしろ小話を、欧米人特有のシニカルでユーモアあふれる言い回しで書いている様な本。この本を読んで得られるモノが、無いとは言はないがあまり無いと言えよう。
全編が「閑話休題!」と言いたくなるような話w。
しかも無駄に長い。
例えば、有名な「モンティホール問題」の事について、その説明のためだけに7ページも費やしている。モンティホール問題の事について知っている人間にとって、この7ページはイラナイでしょ? 書くのだったら、この著者独自の別の見解や視点を展開して書かなければ意味がないと思う。でもその部分は無い。
そもそも、こんな本を読もうと思う様な人間はモンティホール問題のことくらい知っているだろうし。
この本はそんなんが多い。