キルラキル Blu-ray Disc BOX(完全生産限定版)
檜山修之
アニプレックス
2019-06-26


鑑賞した日付:2019年3月1日
「キルラキル」  作者:中島かずき
★★★
総合点:74点/100点

 ハッキリ言って面白いと思う…。
 全体的に全く問題ないし、独特な絵や演出は面白いし良いのだが、内容にコレといった見所が無いというか、何の教訓にもならない娯楽コメディ作品のように思えて、意外と展開に引きこまれないといった感じか。原作をちゃんと読んだりすればかなり練り込まれていて面白いものだと思う。

 ただ、このアニメは、一瞬で状況を説明する独特な表現の仕方をしているわりには飽きるというか、とにかくストーリーにあまりテーマを感じられず最後まで見る気になれなかった。最初の数話を見ただけで、要するに「鮮血」という特殊な服の力で最終的に鬼龍院 皐月を倒すという話なのかな…?と全容が見えてしまったような気がするのがいけないのだろうか…?

 自分のコンディション等の問題もあるかもしれないが、そして決して悪い作品ではなく、いや、むしろ良い作品で悪い個所が無いくらい良いのだが、何故か惹き込まれなかったといった感じ。

 しいて言うなら、何かと性的な描写に持って行こうとする昨今のオタク的なノリはイラナイかなと。
そういうギャグだという事も勿論分かるが…。