見え見えのオミット

鑑賞した日付:2019年2月4日
「見え見えのオミット」  作者:西尾維新
★★★★
総合点:80点/100点

 西尾維新の読み切り超短編漫画作品。
 元々これはこうしてちゃんとレビューするような大作ではない。
 ジャンプGIGAという雑誌に掲載された一話読み切りの超短編である。
 けれどもそれなりに面白かったし、ちゃんとまとまっていて良かった。

 ちゃんと少年向けミステリーとして仕上がっていて、上手かったというか、まあ良かったと思う。
特に悪い部分は無い。

 読んだことはないが、きっとこの作者の忘却探偵シリーズとかを簡略化した一話だけ・・・
という感じなのだろうと思う。

 いきなりパンツを見せたり、そういう性的な描写やギャグは、シャフトや新房監督の演出ではなく、結局この西尾維新の芸風なのだと知った。(そりゃそうだよな…。「まどマギ」「荒川アンダーザブリッジ」にはそういうシーンは無いわけだし。)
 だとしたらそういう部分は本当に面白く無いし、西尾維新サイテーだなと思うが。