マキャベリの君主論

鑑賞した日付:2014/07/27頃
「君主論 (まんがで読破)」  作者:マキアヴェッリ
★★★★★
総合点:89点/100点

これも漫画の方が分かりやすいので、そういう意味で星五つ。
これで帝王学の様なモノに興味が出たのなら、原文を読む…のではなく、韓非子でも読めば良いと思う。

昔のイタリアの小国の競い合いの中で、フィレンツェの役人だったマキャベリが立ち回るお話。
その中でも敵国、ローマ教皇領のチェーザレ・ボルジアが如何に「リーダー」としての資質があったか?という事を主に描いてある本。というかマキャベリ自身が再就職するために獄中で書いたものらしい。

昔のイタリアの小国同士の攻めたり攻められたりの話なので、
これは原作を読むよりも地図などで表されている漫画の方がずっと分かり易いだろう。
そういう意味で星五つ。

どこの小国がどこの小国を狙っていて、誰から誰に代替わりしたのか?とか、
そういうことって活字で見ても把握しきれないというか、分かりづらいだろうから。

君主論 ─まんがで読破─
マキアヴェッリ
イースト・プレス
2013-06-28