鑑賞した日付:2010年11月3日頃
「百万円と苦虫女」  作者:タナダユキ

総合点:19点/100点

面白そうだと思わせる力というか雰囲気があって見てみたけど…。
ちょっと良さが分からなかったゾ。


AMAZONやDMMでの評価レビューは非常に良いようだけれど、
残念ながら僕にはその良さがまったく分からなかった・・。
凄くつまらないと思いました。僕はかなりの天邪鬼なのでしょうか・・?
蒼井優と言うアイドルを鑑賞する為だけの映画のようにも思いました。

それならそれでも良いと思うのだが(実際、蒼井優は可愛いし)、
やっぱり「映画」と銘打ったからにはもう少し何か訴えるものやテーマが欲しいように思います。

それにしても映画というのは、我々が生活する日常の生活圏の中に、いわゆるスター俳優やアイドルが映りこむ舞台設定が多く、そうすると初めて現実的にどんなか?が分かると言う所があり、・・・ていうか何が言いたいのかと言うと、蒼井優の激痩せっぷりがちょっとヤバイと思いました。蒼井優は元々痩せているのが売りの子だとは思っていたが、芸能界でカメラに映っている場合は、あまりそういう部分は非現実的な存在として気にならないが、こうして映画で日常風景の中に映っていると、もしこんな痩せた人が街に居たらちょっとビビるわ・・。ていう感じがよくわかった。
「えっ・・何この人・・・!?」って言って振り返って2度見してしまう感じ。
どちらかと言えば痩せた人が好きな僕でさえ、あの細さはちょっと引くわ。この映画のときは特に痩せていたのではなかろうか?

さて、話が少しそれたが、
百万円をどのようにして貯めていくのか?
(映画だからそこに色々なドラマが交差してきたり、面白いエピソードが絡んだりするだろうと思っていたが)
その過程に興味があってみてみた映画だったけれど、なんかそういう部分はまったく描かれてなくて、ていうかそもそもそういう映画ではなく、それが残念に思った。
ていうか、じゃあ、何が言いたい映画だったのか?
少なくとも僕には分かりませんでした。

人間関係から定期的に逃げたくなる人の心理を描いているのでしょうか?
辛口に言えば、雰囲気だけの映画…という風にも思ったが、でもまあ、そういうのもアリなのだろうと思うし、特に俳優は出演するだけで独特の雰囲気を醸し出すような人が良い役者でもあるのだろうし…。ちょっとオシャレっぽい感じが鼻につくけど、蒼井優は悪く無い。って感じかな。
まあ、いいけどさ。