ダークシティ [DVD]
ルーファス・シーウェル
ギャガ
2008-05-02


鑑賞した日付:2010年11月1日
「ダークシティ」  作者:アレックス・プロヤス
★★★★
総合点:84点/100点

ビジュアル、映像美に力が入っている作品。
SFでスチームパンクな世界観は、どことなくジュネ&キャロの「ロストチルドレン」を彷彿とさせる。


こういうSF作品と言うのは、大抵の場合、非常に難解で、かつ、哲学的なテーマに基づいて書かれているものが多く、この作品も非常に深いテーマを持っているのだが、さすがに映画の2時間でそれを描ききれるものではない。それなら初めから映画だと割り切って、魅せることに重視した方が良いのだろう。
そしてそのように作られており、これは上手く出来ていると言えよう。

実はこの映画のテーマは、あの「マトリックス」と非常に通ずるものがある。
近未来SFであり、サスペンス調でもあり、かつ、哲学的で冒険的でもある。

そして不思議なシンクロニシティーを発見。

この映画のラストシーンは、なんとあの映画のラストシーンとまったく同じ。
(キャストまで)
これって凄いことだなと思った。



“あの映画”が何の映画なのか、答えが知りたい人は、以下の「ネタバレ」を見てください。



(ネタバレ注意)

↓↓↓↓



ここで言う“あの映画”と言うのは、
ずっと後年に公開される「レクイエムフォードリーム」。

ジェニファーコネリーが桟橋の先端で・・待っています。

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