鑑賞した日付:2010年10月27日
「ウォール街 特別編」  作者:オリバー・ストーン
★★★★
総合点:87点/100点

大甘に言って★★★★。
古典的な映画であるが、やはり昔オリバー・ストーンがかなり力を入れて撮っただけのことはある大作だった。全員演技が非常に上手い様にも思えた。


チャーリー・シーンとマーティン・シーン親子が、親子役で競演しているのが凄い所だが、映画が終わってからその事に気付いた。それくらい自然と言うことか・・?
ちなみに、マイケル・ダグラスはカーク・ダグラスの息子さんなんだね・・。

マイケルダグラス演じるゴードン・ゲッコーの、かなりデフォルメした「超、ビジネスマン」的スピードやセリフは見た人をやる気にさせる!!か?

株とかやるなら一度は見とけ!っていう映画。
まあ、とは言えあまりその辺のリアリティーは無いと思うけど・・ね。

ウィル・スミスの「幸せのちから」しかり、エドワード・ノートンの「25時」のワンシーンしかり、
そして前回見たトム・クルーズの「ザ・エージェント」しかり、
意外とアメリカ人ってこういう映画好きだなぁと思った。
つまり、エグゼクティブでサクセスフルなセリフや場面。言い回し。

実は何気に、映像美にとてもこだわって撮られた様なシーンが多々出てくる。
実際、なかなかの映像美を楽しめる映画である。
「映画史に残る映像美」といっても良いほどの良いシーンも何箇所かある。

後々、僕はこの映画の影響でNYに行くことになる。
そして雨のセントラルパークなどを感慨深く眺めることになるのだった。